2018年10月
アルコールと上手に付き合ってアンチエイジング
2018年10月28日
アルコール類をあきらめる必要なし?
糖尿病になると、お酒はやめないといけないとガッカリする方は、たくさんいると思います。
確かに糖尿病になると、食事や運動と同様に注意が必要なのはお酒です。
糖尿病の方の場合、できればお酒は控えたいです。
しかし社会生活では、お酒を進められる場面もあります。
お酒を我慢しすぎてストレスになっても困ります。
上手なお酒との付き合いかたが大切です。

ビールやワインなど、アルコール類には胃液分泌作用があるので食欲が増進します。
なので、ついついおつまみなど食べ過ぎてしまって、カロリーを摂り過ぎてしまうのです。
お酒には味付けのしっかりしたおつまみを選びがちですが、塩分の摂り過ぎは血圧上昇を招いてしまうので、注意が必要になります。
高血圧は、糖尿病にも悪影響を与えてしまいます。
でも、アルコール類は血糖値を上げないのです。
血糖値、またはヘモグロビンA1cが高いからといって、アルコールを飲んではいけないという事ではありません。
アルコールは確かに高カロリーですが、エンプティ・カロリーといって、訳すると空っぽのカロリーということになりますが、体内に入るとすぐに燃焼され蓄積されないものなのです。
血糖値を上げる栄養成分は糖質のみです。
なので、アルコール類そのものを飲んでも血糖値が上がることはありません。
カクテルや、フルーツ果汁など甘味が加えられたものは、糖質が入っているのでダメです。
しかし、加味されていないアルコール類なら何を飲んでも、血糖値が上がることはないので大丈夫です。
最近は、糖質ゼロというビール風味のアルコール類がたくさんあります。
糖質やカロリーが気になる方は、「糖質ゼロ」「カロリーオフ」などのアルコール飲料を利用してもいいでしょう。
でも、糖質ゼロといってもカロリーはゼロではないのです。
糖質ゼロだから大丈夫と、安心して飲み過ぎないように気をつけましょう。

血糖値に直接作用する成分に糖質がありますが、その糖質は肝臓がアルコールを分解するために糖を使用するので、血糖値は上がるどころか、逆に下がるという現象がみられるのです。
逆に、就寝中に肝臓が血糖を作るのですが、新生の血糖もアルコール分解のためにつかっているのです。それは、アルコールを飲んで寝ると、朝の血糖値がいつもより低いからです。
カロリーはOKだけど、糖質は控えてといわれている場合、アルコールは糖質を含まない蒸留酒、つまり焼酎やブランデー、ウォッカなどです。
あとは、飲んだあとに血糖値が上がらない赤ワインなどがあります。
肝臓がアルコールを分解するために糖を使う事を考えると、ビールや日本酒でも構わないと言われています。
1.お酒の種類
アルコールとはお酒の主成分のことで、アルコールその物には「糖尿病」の症状に直接影響する糖質は含まれていないのです。アルコールに色々と手を加えた物がお酒です。
お酒は製造方法や添加物などによって大きく3種類に分けることができます。
1)混成酒
【製造方法】→醸造酒と蒸留酒に、果実や糖分を追加する。
混成酒
・みりん
・梅酒
・各リキュール
混成酒は含まれる成分が糖尿病への影響が大きいです。
混成酒には、糖分その物が多く追加されています。
果実や香料が入っているので、アルコール臭があまりなく、飲みやすく感じる人も多くついたくさん飲んでしまうお酒です。
2)醸造酒
【製造方法】→酵母を使って果物や穀物を、アルコール発酵させる。
醸造酒と原料
・ビール(大麦)
・ワイン(ブドウ)
・日本酒(白米)
・紹興酒(もち米)
米やブドウなど原料に糖質が含まれているため、お酒としての糖質も高くなります。
たくさん醸造酒を飲むと、アルコール量だけではなく、多くの糖質も摂取することになります。

3)蒸留酒
【製造方法】→アルコール発酵して作られた醸造酒を、さらに蒸留する。
蒸留酒と元となる醸造酒
・ウイスキー(ホップが入っていないビールを蒸留)
・ブランデー(ワインを蒸留)
・米焼酎(日本酒を蒸留)
醸造酒を加熱し、発生した蒸気を冷やして再び液体にした物が蒸留酒です。
一度蒸気にしているため、醸造酒の原料に含まれていた糖質は蒸留酒には含まれません。
しかし、醸造酒に比べてアルコール度数が高くなります。蒸留酒は他に、ウォッカ・泡盛・ラム・ジン・テキーラなどがあります。

2.糖尿病のお酒の飲み方の注意点
糖尿病の方でもお酒は飲めますが、注意点がありますのでここはきちんと守りましょう。
・合併症をおこしていないか
・重い高血圧や動脈硬化の症状はないか
・血糖コントロールの安定
・肥満ではなく、体重管理が正しくできる
・お酒の量を管理できる自制心を持っているか
食事を取らずにアルコールを摂取することはさけて下さい。
自分自身の状態を管理できる方なら、基本的にお酒を飲んではいけないということはありません。

しかし、糖尿病に対して大きく影響を与えるので、お酒の糖質やアルコールのカロリーなどをしっかり把握し、ただ単にお酒の量を減らすだけではなく、食事の内容や運動などバランスの取れた生活管理が正しくできる場合は、お酒を飲んでもいいと考える方がいいでしょう。
ホホバオイルの美容効果とおすすめな使い方
2018年10月19日
ホホバオイルの美容効果とおすすめな使い方
ホホバオイルという美容オイルのことを聞いたことがある人は多いと思います。
でも、美容オイルってなんとなく上級者向けで、使い方もよくわからない、なんて思っていませんか?
ホホバオイルは美容オイルの中でも癖がなく、使いやすいので、美容オイル初心者の人にも愛用者が多いんですよ。
今回はホホバオイルの美容効果と使い方についてまとめてみます。

1.ホホバオイルについて
ホホバオイルは、乾燥した地域に育つホホバという植物からとった植物油のことです。
乾燥した地域に育つ植物ですので、水を蓄える力に優れています。
そのため、そのホホバから抽出したオイルは、保湿性に優れ、美容アイテムとしてとても効果的だということなんです。

2.ホホバオイルは初心者にもおすすめ
美容オイルにはいろいろな種類があります。ホホバオイルやアルガンオイルのように、一種類の美容オイルをできるだけオーガニックな状態で瓶詰めしているものもあれば、複数の美容オイルをブレンドしたものもあります。
ただ、美容オイルの中には、べたつき感が気になったり、独特なニオイがあるものもあります。
そのため、初心者の人は嫌煙してしまう人も多いようですね。
ところが、ホホバオイルは美容オイルの中でも特に癖がなく、サラっとしています。使ってみるとわかりますが、オイルというイメージよりもはるかにサラサラしているので、とても使いやすいんです。
また、他の美容オイルに比べると比較的安く手に入るのもうれしい点です。これなら、初心者の人も試しやすいのではないでしょうか。

3.ホホバオイルの使い方おすすめ
ホホバオイルの使い方はとてもシンプルです。
適量を手に取って、乾燥が気になる部分になじませるだけです。
顔全体に使っても、部分的に使ってもかまいません。
また、顔だけでなく全身や髪の毛にも使うことができます。
入浴の時に湯船に数滴たらすという使い方もあるんですよ。
ホホバオイルは酸化しにくく保管も比較的楽ちんなので、ぜひ、一度試してみてはどうでしょうか。
肌荒れの原因と正しい対策と改善方法
2018年10月10日
肌荒れの原因と正しい対策と改善方法
1.肌荒れが気になりませんか?
女性なら誰でも憧れる「美肌」、一生懸命ケアしているのに、お化粧のりが悪くなったり、吹き出物ができたり・・・。女性のお肌は本当にデリケート。そこで、今回は肌荒れが起こるいくつかの原因と対策について考えてみましょう。

2.肌荒れの原因
肌荒れにはいくつかの原因があります。
1)皮膚の新陳代謝の悪化
肌荒れの原因として「新陳代謝の悪化」があります。
日常生活のストレスや加齢、不規則な生活習慣などで、肌のターンオーバーが正常に行われなくなるのです。
ターンオーバー機能が上手く働かないと古い角質が表面に残り厚い層になってしまいます。
そのために肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けると肌が傷つきやすくなって、肌荒れが起こります。
ホルモンバランスの乱れ女性の肌は、生理周期による「エストロゲン」と「プロゲステロン」という二つのホルモンの分泌量のバランスに大きな影響を受けています。
ところが、この女性ホルモンはとてもデリケートで、ストレスや不規則な生活、睡眠不足、などによってホルモンバランスが乱れやすくなるのです。
特に生活のリズムの乱れやストレスは自覚がなくても肌荒れを引き起こすことがあるので注意が必要です。

2)肌への直接的な刺激
顔の肌荒れの原因として、顔へ直接シャワーをかけることがあります。
高温で水圧が強いシャワーは肌への刺激が強すぎるのです。
また、洗顔時にすすぎが不十分で肌に洗顔料が残っていることや、洗顔後タオルでゴシゴシと摩擦させるのも肌荒れにつながります。
また、忘れがちなことですが、枕を使うたびに顔に付着して肌荒れを引き起こす原因となるので、枕カバーはこまめに交換することをおすすめします。
4.肌荒れの対処方法
肌荒れを改善する対策にはいくつかあります。

1)代謝を高めることで肌荒れ改善
肌は28日周期で新しい肌に生まれ変わります。これを‘ターンオーバー’といいます。
運動不足だと新陳代謝が滞り、ターンオーバーがうまく機能しません。
@適度な運動
ストレッチやヨガ、ウォーキングを生活の上手に取り入れましょう。
軽い運動を習慣にすることで新陳代謝が高まり、古い角質が取り除かれ、老廃物やメラニンなども排出されて、肌荒れ解消につながります。
さらに半身浴とマッサージを組み合わせると体を温めながらデトックスができ、代謝の働きを活発にする嬉しい効果が期待できます。
A食事
新陳代謝を高める食材と言えば、ショウガ、唐辛子、大豆、雑穀などです。献立に少しずつ取り入れることで、無理なく摂取でき代謝を促進してくれます。
また日頃から白湯や緑茶を飲む習慣も、体を内側からあたため、新陳代謝の働きを高めるのに役立ちます。
2)生活習慣の見直し
肌荒れの予防には、「バランスの良い食事」「質の高い睡眠」「ストレス解消」が効果的です。バランスの良い食事健康な肌のためには、身体の内側からバリア機能を高めることも大切です。
食事の際は栄養にも気をつけましょう。コラーゲンの原料となるたんぱく質や、丈夫な肌を作るビタミンA、シミを防ぐビタミンCなどを意識的に摂ることがおすすめです。
反対にインスタント食品など添加物が多い食品を避けるようにしましょう。
3)質の高い睡眠で肌荒れ解消
肌の状態を改善するためには、睡眠がとても重要です。
睡眠中に分泌される「成長ホルモン」は、肌の内部で傷ついた細胞を修復してくれます
。
夜10時から2時の間は、お肌の再生が活発になる「成長ホルモン」が活発に分泌され、肌荒れ予防効果が高い時間帯です。
夜更かしをせず十分な睡眠を確保して、ダメージを受けた肌と体の回復に努めるのがおすすめです。
5.ストレス解消も肌荒れのケア
ストレスが溜まると自律神経が乱れ、肌のターンオーバーが悪くなり、肌が荒れやすくなります。
日頃からストレスを溜めないための工夫が必要です。

ゆっくりとお風呂につかる、好きな音楽を聞く、趣味を持つなど、忙しくてもなるべく時間をとって、リラックスできるようにしましょう。
6.肌へ刺激を与えない
入浴するときには、お湯の温度に気をつけましょう。温度が高すぎると肌への刺激になります。
また、頬杖をつく、顔に触れるといった癖はありませんか?手にはたくさんの雑菌や汚れがついています。
肌荒れが起こっている肌に触れることで雑菌や汚れが侵入し、炎症を起こします。人は無意識のうちに顔に触れているものです。少し意識をして癖を直してみましょう。
デリケートな女性のお肌は些細なきっかけで肌荒れを起こしてしまうものです。スキンケアやエイジングケア、そして日頃の生活習慣を見直して、美しい肌を保つ為にも日々のケアを欠かさないようにしましょう。