2018年06月

大豆イソフラボンの胃がんへの効果

2018年06月26日

大豆イソフラボンの胃がんへの効果



今回は、大豆イソフラボンの研究について。
大豆イソフラボンといえば、アンチエイジングやエイジングケアに良い成分です。

女性ホルモンのはたらきから、コラーゲンやエラスチンを増やすのを助けます。
今回は、大豆イソフラボンを食べることで、胃がんの進行を抑えるという研究報告です。

胃がんの進行を抑えたい女性

これは、アンチエイジングやエイジングケア以上に良いはたらきです。
岐阜大学の研究チームは、大豆イソフラボン(主に非発酵大豆食品)の高摂取が胃がんの予防につながる可能性についての研究報告を、医学誌「International journal of cancer」のオンライン版2015年1月14日号で発表しました。

この研究は、岐阜県高山市の住民の集団で、塩分摂取量ほかライフスタイルに関連する因子を調整し、大豆やイソフラボンの摂取量と胃がん発症率の関係を調査したものです。

具体的には、1992年9月時点で35歳以上であった男性1万4,219人、女性1万6,573人について、大豆やイソフラボン摂取量を食物摂取頻度調査票(FFQ)で調査しました。

主な結果は、

・2008年3月までに男性441人、女性237人が胃がんになった。
・大豆の摂取量が、少ない下位の1/4の人と多い上位の1/4を、統計手法で比較したところ、上位の1/4の胃がんのリスクは低かった。
・女性においては、イソフラボンの摂取量と胃がんリスクも同様の傾向だった。
・非発酵大豆食品の摂取量が多いと、胃がんリスクが低いことが認められた。
・発酵大豆食品の摂取量と胃がんリスクとの間には、関連は認められなかった。

大豆イソフラボンが健康によいと知った女性

大豆イソフラボンは、大豆胚芽に特に多く含まれる成分で、女性ホルモンのエストロゲンのようなはたらきをすることでも注目されています。

過剰摂取での問題も報告されるケースもありますが、比較的、健康に良いという研究報告が多いようです。

今回の研究もその1つですが、古くからの日本人の食文化の1つの評価は興味深いですね。
また、大豆イソフラボンを健康やエイジングケアに活かしましょう。