iPS細胞に関するニュース

2018年07月22日

iPS細胞に関するニュース



今回は、先週発表のあったiPS細胞に関するニュースを紹介します。
iPS細胞といえば、再生医療からエイジングケアやアンチエイジングまで、色んな可能性を秘めていますね。

京都大学の研究チームが、血液のがんである白血病に対して、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って治療する研究を、開始することになりました。

加齢黄班変性という眼の病気への臨床研究は始まっていますが、iPS細胞から作った免疫細胞でがんを治療した臨床例はまだありません。

iPS細胞に興味がある女性

今回は、がん細胞への攻撃力が高い免疫細胞を、白血病患者自身のiPS細胞から作りって、治療に活かする計画のようです。

倫理的な問題も京大の倫理委員会でクリアしたので、まず、動物実験で効果を検証することが開始されます。

そして、そこで効果があれば、患者さんの体内にiPS細胞から作った免疫細胞を入れ、安全性や有効性を検証する臨床試験(治験)に進む予定のようです。

2019年がターゲットなのであと3年かかりますが、是非、成功することを期待したいですね。
さて、iPS細胞から作るのは、「キラーT細胞」と呼ばれる免疫細胞の一種です。

この細胞は、がん細胞やウイルスなどの「敵」を攻撃し、細胞表面にある分子の違いで攻撃相手を見分けることができます。

しかし、細胞ごとに攻撃する相手が異なるほか、培養して増やすのが難しいなど、研究過程でいくつかの課題がありました。

そこで、京大再生医科学研究所では、このキラーT細胞をiPS細胞に変えてアプローチすることで、課題を克服できる可能性に目を向けたのです。

iPS細胞について学んだ女性

それは、特定のがん細胞を攻撃するキラーT細胞を、無限に増殖できるiPS細胞に変化させて大量に増やして、患者の体に戻せば、がん細胞だけを攻撃できるのではないか、と言うか可能性です。

克服されつつあるがんですが、この研究が更なる医療の進展につながって欲しいですね。
さて、iPS細胞もナールスゲンも京大から生まれました。

また、iPS細胞は、線維芽細胞からできたもの。

ナールスゲンがはたらきかけるのも線維芽細胞。
なんだか不思議な関係です。

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